公務員30年勤務後、民間企業勤務中に夫が死亡。遺族年金は?

夫は、公務員(共済年金)30年勤務したのち、
民間企業(厚生年金)で4年勤めていましたが、
休日に事故で死亡しました。

この場合、遺族年金はどのようになりますか?
遺族厚生年金?それとも遺族共済年金?
(子供は成人しています)
 
 


遺族厚生年金の短期要件・長期要件


遺族厚生年金も遺族共済年金も、
大きく分けて短期要件と長期要件に分かれます。


・現役中の死亡:短期要件(年金額の計算では300月を最低保障)
・被保険者期間25年以上の死亡:長期要件(年金の計算は実期間)

どちらに該当するかは、それぞれの方の年金加入履歴によりますが、
短期要件、長期要件、そして両方に該当することもあります。

今回、民間企業における現役中の死亡ということで、
遺族厚生年金は短期要件に該当します。
そして、公務員期間と合わせて25年以上の被保険者期間が
ありますので、長期要件にも該当します。


 

遺族共済年金の短期要件・長期要件


遺族共済年金の方は共済年金加入中の事故での死亡ではないので
短期要件には該当しませんが、遺族厚生年金同様に、
被保険者期間が25年以上ですので長期要件には該当します。
 


遺族厚生年金と遺族共済年金の短期要件・長期要件組合せ


考えられる受給パターンは2通りです。

その1:遺族厚生年金が短期:遺族共済年金が長期
その2:遺族厚生年金が長期:遺族共済年金が長期
その1の場合は、どちらかの選択となります。
遺族厚生年金の短期要件での年金を受け取るか、
遺族共済年金の長期要件での年金を受け取るかのどちらかとなり、
併給は行なわれません。

その2の場合は、両方の併給です。
つまり、共済年金35年分の遺族年金と、厚生年金2年分の
遺族年金の実期間の年金を受給することができます。

すべての受給パターンの中から有利な年金を受け取ることになります。


 

 
 
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